11/7(土)に広尾学園小石川の入試傾向説明会がオンラインで開催されました。
7月のオンライン学校説明会の時点で、入試問題は(も)広尾学園に準拠すると口頭で説明されており、その方針には変更は無いものの、今回、資料を用いて、より具体的な説明がありました。
なお、広尾学園小石川の入試傾向説明会は、12/20(日)にも、11/7(土)と同じ内容でオンラインで開催されるとのことです。(まだ11/8時点では予約開始前)
なお、広尾学園の入試傾向説明会は11/15(日)と12/12(土)に開催予定ですが、こちらはオンラインではなくリアル説明会であり、6年生の保護者1名のみ参加可能です。
以下、入試傾向説明会について思ったことを書いていきますが、このブログではこれまでにも広尾学園小石川の記事を2回書いています。よろしければご参照ください。
もう1つ追加。
前回の記事は、今回の入試傾向説明会の予約開始時に記載したものです。まだ1ヶ月も経っていないので、入試傾向説明会以外の話は今回は殆どありません。
入試説明会の概要
およそ40分間、学校からの一方的な動画配信なのに、時間指定でリアルタイム配信という、余り嬉しくない形式です。ちなみに広尾学園もオンラインの場合は同じです。
今回は、入試説明会前日の夜に、当日の動画配信URLの他に、説明会資料のURLが連絡されました。この説明会資料を入手するだけでも、もしかしたらすごく役に立つかもしれません。
説明会では、冒頭に全体的な出題方針などの説明がありました。上でも似たことを書いていますが、広尾学園と同じ出題形式・分量・質となるように作問されているとのことです(11月なので、既に作成済の実際の入試問題を念頭に置いて説明していると考えます)。あとは、各教科で出題される論述問題についての留意点など。
その後、各教科の「部長」が順に、出題傾向と分野別配点割合の説明、過去の広尾学園の入試問題を用いた解説をしていました。
以下は当方推察もありますが・・・算数に限れば、すい体の体積の公式を強調するあたり、広尾学園と比べると論述(証明)の比重は少し低くするのかもしれません。また、社会の時事問題についてはコロナ以外で世界・日本の大きな身近な問題が出題されるらしいです(社会は2/1午前しかありませんが)。また、全教科通じて、幅広く基本的知識を問う問題を多く出題するようです。
広尾学園との入試対策の違い
たいそうな題目を書きましたが、以下パクリです。なお、広尾学園小石川は、広尾学園の過去問を使って対策してください、と明言しています。
広尾学園の入試問題については、以下の記事にも記載した通り、論述問題が合否を分ける問題となるそうです。森上教育研究所によると。
冒頭に書いた通り、広尾学園と同じ出題形式・分量・質となるように作問しているとのことなので、広尾学園小石川でも論述問題は出題されますし、対策にも言及していますが、広尾学園小石川の場合は、無理に論述問題に挑戦することよりも、全ての問題に目を通して基本的知識を問う問題を落とさないことの方が重要かもしれません。(あくまで、いくつか説明会を聞いて僕が思ったことです)
その他①
入試説明会の冒頭で「入試当日の諸注意」について説明がありました。当日は付き添いの方の控室は準備するとの説明でしたが、密を避ける関係で、受験生数によるとのこと。
広尾学園小石川周辺は、通りの反対側に小型のセブンイレブンはありますが、それ以外は殆ど店はありません。少し通り過ぎると「文京グリーンコート」という施設があり、ピーコック(スーパー)があってその前に休憩スペースがあるのですが、コロナ禍における平日(2021年の試験日は全て平日)の午後にどんな状況かは分かりません。
なお、2/3に、午前に都立小石川、午後に広尾学園小石川を受ける場合、間が空きすぎるので、親子ともに時間つぶしができるものは持参しておいた方がいいです。
その他②
広尾学園小石川では、既に11/3にAGコースの第1回帰国生入試が開催されました。
第2回帰国生入試(12/14)と合わせて募集人員は30名、募集要項に記載の合格見込数は60名でしたが、第1回だけで翌日に80名の合格者を出したそうです。
合格取り消しにならないように、入学金だけは早々に払い込む必要がある(入学金も払わないで合格辞退するケースがどの程度あるかは、僕は帰国生の試験日情報を知らないため分からず)ものの、それ以外の学納金の納入期限は一般入試と同様に2/13までなので、2/13までは、どのぐらい歩留まるか読めないかと。募集要項を作成したときよりも歩止まり率が悪化すると読んだのか、単に元の募集要項の記載事項の品質が悪いのか・・・ちなみに募集要員によると、一般入試では募集人員90人(2/4のAG含む)に対して合格見込数は500名とのこと。
その他③
入試説明会のあと、久しぶりに学校説明会の動画(これも、動画配信なのに時間指定でリアルタイム配信)も見ました。入試とは関係ないですが、追加されていた英語の外国人先生の動画のあたりは雰囲気が垣間見えてよかったです。
広尾学園と比べて広尾学園小石川の気になる点の1つは、仮に2021年に入学すると、中2・中3がいないため、特に部活が成り立つのか、です(おそらく部分的にでも広尾学園と共に活動するとかすると思いますが)。
正直、部活交流の話で(村田女子が超名門である)女子サッカーだけ持ち出されても・・・
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