12/20(日)から順次、2月受験校の出願が開始します。僕は季節外れの5月に同じ件名の記事を一度書いたのですが、その後、別の記事で書いたことや追加で気になったことを2021年版として纏めてみました。なにかお役に立てれば幸いです。
まず、元記事は以下となります。
特に、なぜ出願を出願開始時刻にすぐに行う(早い受験番号を取る)のか、については上記記事の最後のほうで長々と書いています。
元記事からの抜粋
以下は元記事から抜粋した、主な「出願時に気をつけること」になります。なお、詳細は元記事をご参照ください。
- 事前に、出願候補校の入試募集要項を入手・印刷
- 印刷した入試募集要項を念入りに確認し、出願期間(開始日時・終了日時)、出願方法、入学金支払期限など(詳細は元記事参照)重要なところ、注意が必要なところをマーキング
- 午後受験がある場合、午前校⇒午後校の移動に無理が無いかを出願前に確認
- mirai compass ではいつからどの入力・手続きが可能かを確認
- 支払方法(クレジットカードか否か)は出願前に決めておく
上記の通り、まずは、学校の入試募集要項を念入りに確認しましょう。その上で、以下追記となります。
追加記事①前年度受験生の保護者からの情報の確認
以下は日能研生向けの記事(MyNichinokenの「合格HOTLINE」)ですが、他の塾でも類似するものはあるかと思います。
例えば、出願前に以下のような点を、事前に確認できればしておきたいです。
- 出願時に記入する学校独自の項目(志望動機、課外活動、小学校欠席日数、通学時間/経路、自己PRなど)
- いつから mirai compass への入力や受験料払い込みができるか(「1/10から出願開始」と入試募集要項に記載があっても、12/20から受験料払い込み(=受験番号確定、の学校が多い)までできる学校もあれば、1/10にならないとmirai compassへの入力もできない学校もある)→実際に12/20(今年は12/20は日曜なので12/21の午前中も注意。例えば桜蔭と女子学院は12/21から入力可)に学校ホームページとmirai compassを確認したほうがよいかも
- 0:00出願開始、0:02の時点で出願完了しても受験番号が約200番になる学校もある
- 合否照会時に必要となるパスワードを設定する必要がある場合がある
- (複数回試験がある場合)複数回受験申込時の費用(1回受験申し込みでも5回受験申し込みでも受験料は同額、という学校もあるので、その場合はとりあえず最大限で申し込んでおいて良い)
- (写真貼付の場合)4cm×5cmの写真が必要な学校がある
- (通知表送付の場合)表紙の要否(記載が無ければ要と考えるべき)、用紙のサイズ(指定に合わせて拡大/縮小コピーする必要がある可能性もあり)の指定がある学校がある
上記で志望動機とか書いているうちに、まだ今まで書いていないことがあったことに気づきました。
【追加】mirai compass について①(mirai compass の仕様)
特に、志望動機など、出願時に考え込んでしまって20分程更新(画面遷移)しないと、それまでにmirai compassに入力した内容が(20分程更新しないと)無効になってしまうこともあるようですので気をつけてください。これ、女子学院は実際に注意喚起しています。
あと、mirai compassの画面操作では、ブラウザの「戻る」ボタンは使用しないこと(不正アクセスと見なされ、ログインからやり直しになる)。
また、以下のような想定外エラーが発生することも。
- 何度クレジットカード決済を試みてもエラーになった
- 試験直前に出願する予定だったが、合格発表時間帯だったため学校ホームページに繋がらなかった
郵便番号から住所を検索したり、学校や塾を3段階で選択させるところもアクセス集中時は重い(最悪エラーになる)ので、出願の確定を第一に進める場合は、そのような項目は必須項目以外は飛ばしたほうがいいです。
【追加】mirai compass について②(mirai compass の障害)
2020年は、1月14日にmirai compassで障害が発生して半日繋がらなくなり、当時は大騒ぎになりました。
もっとも、入学金納付ができない等であれば、学校側が1日締め切りを延期するとかの対応をするかとは思いますので、何かあっても慌てないで対処できれば良いかと思います。
今回気になるのは、2020/12/20とか2021/1/10といった、mirai compassへのアクセス集中が想定される日が日曜日になることです。
2020/1/14のトラブル時の対応状況を考えると、mirai compass(三菱総研DCS)が緊急時に即時対応してくれるのか怪しいです。なお、学校側も日曜日なので連絡つかない可能性はあります。
トラブルの場合はとりあえずmirai compassにメールで良いので一報入れて(さすがに誰もいない、と言うことは無い想定)、あとは間隔あけてアクセスしてみましょう(なお、2020年の対応状況から、復旧したら三菱総研DCSが復旧連絡をくれるもの、などと思わないほうがいいです)。
追加記事②栄東のmirai compass出願サンプルの確認
これは先日アップした記事です。
栄東以外でも出願サンプルや詳細な説明を出願前に提示してくれる学校もありますが、無ければ栄東(または別の学校のものでもよい)の出願サンプルを確認しておきましょう。
栄東は既に12/1から出願開始となっています。結局、第一志望校(栄東以外を入力可)は入力必須だったようです。あと、入力必須ではないものの、1/10・12・18の午後に他校を受験する場合の学校名、駐車場利用希望の入力欄もあったようです。
おそらく、1回mirai compassでの出願が成功すれば、他の学校もそれほど戸惑うことなくmirai compassでの出願はできるかと思います。栄東などで既に出願できた人は大丈夫かと。
なお、一部、mirai compass 以外のシステムを用いたWeb出願もあります(その場合、学校説明会の予約も別システム使用だったかもしれません)。
なお、栄東については、2021年の入試募集要項の確認(2020年との比較)についても別記事で記載しています。
上記記事は、入試募集要項の具体的な確認方法となります。ご参考まで。
その他①(出願時のリスク対策)
早慶明の附属校など、あと国公立を除くと、2021年は殆どWeb出願になりました。
特に女子御三家あたりは、2019年までは窓口出願だったため、出願日早朝の列の並び始めの時間はかなり早かったようですが、それを踏まえると・・・
別のWeb出願の学校で、0:00出願開始、0:02に出願完了しても受験番号が約200番になる女子校もあるそうで、早い受験番号を確保するには、出願開始時刻にスタンバイしておくことは当然として、リスク回避手段(mirai compass の画面は事前に開いておく、PCとスマホを両方用意する、受験料支払方法は複数備えておく、など)は備えておくと良いかもしれません。
ちなみに女子学院は「受験番号は出願情報入力や受験料振込の順によって決定されるものではありません」だそうです。
その他②(志望動機)
特に面接がある学校については、出願時に志望動機を入力する前に、親子で志望動機を考えて共有しておくべきかと思います。
就職活動ほどは重要ではないですが、学校も志望動機は気になるものです。
しかしながら、2020年はコロナの影響で文化祭やオープンキャンパスが非開催等になり、特に受験生目線の(子供らしい)志望動機が作りにくい状況です。
2019年以前に文化祭等に行ったことがあれば、記憶がやや薄くても、そのときの良かった印象があればそれを使えますが、そうではない場合・・・
MyNichinokenの「合格HOTLINE」を参考にする方法もありますが、塾の先生にも相談してみましょう。各学校の特長は知っている&日頃教えている先生から見て、即答で、ここが子供に合っているかも、とアドバイスいただけるかもしれません。
最後に、12月の忙しい時期に子供に志望動機をあれこれ考えるのは時間の無駄、と思うかもしれませんが、もし子供が納得いく志望動機ができたら、それ以降、その学校に対する子供のモチベーションも変わるかもしれません。
↓1/10 の午前0時に他校に出願したあと、早朝から栄東に遠征するのはしんどいなー、と思っている方(僕もそうでした)、クリックお願いします。
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