2026年1月実施の共通テストから、出願手続きが電子化されます。
既に多くの大学がWeb出願を導入済ですが、共通テストはこれまで、現役生は高校で纏めて一括で出願していました(浪人生は個別に出願)。
電子化導入に伴い、共通テストも、出願者本人が直接、大学入試センターに出願することになります。
出願電子化に伴う変更点
最も大きな変更点は以下2点。
- 紙ベース(願書)ではなく、オンラインでの出願に変更
- 現役生も含め、出願者”本人”が直接、大学入試センターに出願
また、オンラインでの手続きとなったことに付随して、以下も変更になります。
- 卒業証明書等の出願資格証明書類は提出不要
- 出願者が個別作成するマイページを通して、(特定期間のみ)出願内容の登録や訂正、受験票のダウンロード(紙送付廃止)、(希望者のみ4月に)成績の閲覧等が可能
他に、以下のような点も変更になります。
検定料は金融機関窓口振込からクレジットカード/コンビニ/ペイジーによる支払いに変更
高校関係者(先生)の現役生への出願サポートにあたり、出願書類(現物)の内容確認は行わなくなる一方で、高校関係者向けのサイトから出願者のデータを閲覧可能となる
共通テストを使用する大学への2次出願時の手続き方法は「Web方式」と「チケット方式」の2種類があり、どちらを使用するかは大学に確認が必要、とのこと。(従来の方式に近いのは「チケット方式」で、2026年はそちらが主流になるのではと思う)
ミライコンパスとの比較
当方は近年の大学受験に関しては全くのド素人ですが、中学受験の出願については、以下のようなページを作成していました(既に引退)。
この、中学受験の出願で使用される「ミライコンパス」では以下は実装されています。
- 顔写真アップロード
- 出願登録/訂正
- 支払方法の選択(クレジットカード等)
- 受験票ダウンロード
このあたりは、ミライコンパスでの出願経験者はたぶんピンとくるかと。
(ちなみにミライコンパスはクレジットカード払いだと手数料が高かったです)
但し、ミライコンパスは学校(主催者)毎にページが異なるので、最大規模の合同説明会申込時でもせいぜい10万人ぐらいしかアクセスしません。
それでも2022年秋まではよくサーバダウンしていましたが、以下機能追加後は安定しています。
もっとも、上記仕様であっても、サーバダウンは回避して待ち行列に入るだけで、待ち行列の待ち時間は発生します。
話を戻しますと、共通テストの出願は2025/9/16~10/3とのことですが、締切間際の10/2以降はサーバ負荷が高くてマイページに実質接続できない、という事象が起こりそうな気がします。
くれぐれも、締切間際に出願手続きはせずに、9/16早々に手続きしたほうがよいかと。
(もちろん、マイページも出願期間より前に作成しておく)
なお、ミライコンパスには高校関係者向けページのような機能はありません。
このあたりは、河合塾の塾生マイページ(本人用と保護者用のアカウントがあり、内容はかなり共通)あたりが近いのかも。
おそらく出願者向けも高校関係者向けも参照できる内容はほぼ同じになるかと。
高校関係者は参照のみ(入力は不可)とするかもですが、それだとかえって高校関係者の負荷が増えるかも。
それ以前に、出願者が高校関係者の閲覧を拒否するかもですが。
その他
2024年1月には、神奈川県の高校入試の出願で以下のようなトラブル(gmailが届かない)がありました。

あと、今はありませんが、以下は英検サイトの例。
今回、共通テストのシステム構築を受注したのは富士通Japanという会社のようですが、システム仕様(特にパフォーマンス設計)について、ぜひ三菱総研DCS様にレビューいただきたいです・・・
ということで、中学受験ブログなのに突然大学受験の記事を書いてみました。
今後も、センターから何か公表されたら追記修正しようかと思っています。


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