2020年春~夏はオンライン学校説明会のみの参加でしたが、8月以降は徐々にリアル学校説明会も開催されつつあります。
当方は9/5に恵泉女学園のリアル学校説明会に参加してきました。2019年はリアル学校説明会に10校以上しましたが、2020年はリアル学校説明会への参加は初となります。
一言、感想を言うと、やはりリアル学校説明会の方が、オンライン学校説明会よりも分かることが多く、志望度が比較的高い学校であればリアル学校説明会に参加した方がいいです。
一方で、学校説明会当日の動画を後日配信する形で、引き続きオンラインでも学校説明会に参加できる形態をとる学校も多く、志望度等に合わせて使い分けると良いかと思います。
なお、オンライン学校説明会の特徴については以下の記事をご参照ください。今回の記事は、以下の記事の振り返り・追記となります。
リアル学校説明会とオンライン学校説明会の違い
上の記事でも書いていますが、学校説明会における学校側からの説明内容はリアルでもオンラインでも大差ありません。
但し、以下の点はリアル学校説明会でないと確認できません。
- 家から学校までの通学経路・通学時間
- 学校の施設
- (オンラインが動画配信型の場合)学校関係者への質問
なお、リアル学校説明会では大抵、学校パンフレット以外に、説明会用のパワーポイント資料のレジュメ(学校説明会では学校パンフレットにはあまり触れず、説明会用レジュメに沿って進むことが多い)を始め、マスコミ取材記事や参考資料も配布されます。
あと、これは人(親)によるのですが、以下のような差異もあるかと。
- (特にzoom等のリアルタイムでのオンライン学校説明会の場合)自宅PCの通信環境によっては、説明が聞き取れないことがある。当然、リアル学校説明会ではこのようなリスクは無い。
- 自宅から参加すると、緊張感をもって聞けない、(受験生など家族が話しかけてくる等により)集中して聞けない、という面がある。
以下は、今回の恵泉の場合を例として、リアル学校説明会に参加して分かったことを書いてみます。なお、僕は既に、恵泉の動画配信型のオンライン説明会には参加していました。
・家から学校までの通学経路・通学時間:電車は乗り換え含め想定通り。最寄り駅から学校までは昔ながらの、あまり道幅は広くない商店街1本道で、結構距離がありました。
・学校の施設:コロナの影響で場所や時間に制約はあったものの、説明会後に自由見学可でした。パンフレット表紙にもあるメディアセンターは実際に見学してみないと雰囲気が分からないと思います。4階からメディアセンター(吹き抜け)や反対側の教室を一望できたり、教室出入り口などは結構木を使ってたりしてて、なかなか面白い作りです。あと、各教室ともに、とても綺麗でした。ついでに園芸畑も見てきました。更に学外にも畑(田んぼ?)があるそうです。
・リアル学校説明会で、(まだ残暑厳しいにも関わらず)校門直後で最初に出迎えるのが校長だった、というのは過去に記憶なく、インパクトありました。なお、先生方も多数参加されていました。
・オンライン学校説明会ではあまり感じなかったのですが、創立者の思いを校長筆頭に学校全体で引き継いでいこうという雰囲気はよく分かりました。
あと、当然ながら、コロナ対策として、検温や手指消毒は徹底していました。
また、説明会会場のホールも、おそらく1000人程度収容できるかと思われますが、席を1つではなく3~4つ程度空けて参加者が着席していました(親子は隣接)。
おそらく例年は、説明会後は先生方が20名程度ずつ誘導して校内を案内していたように思われますが、今回は一部場所を限定の上で自由見学にしたのも、少しでも密を避けるためかと。
最後に、以下はリアル学校説明会では必ず注意が必要な持参物です。
- 受付票(mirai compassからダウンロードして印刷持参すること。コピー機を持っていなければ、コンビニ等で印刷して持参すること。スマホ画面を提示、では、最悪、受け付けてもらえません。少なくとも面倒なことになり、学校にも迷惑かけます。)
- 上履き(これは忘れても大抵スリッパを貸してくれます)
- 筆記用具(説明のメモをとる以外に、学校から選択式中心のアンケートへの記載が求められる)
リアル学校説明会とオンライン学校説明会の使い分け
そもそも、リアル学校説明会の開催予定が現在も未定の学校は多数あります。
上記の通り、リアル学校説明会でないと分からないことは色々ある(オンライン学校説明会でも、最後に、「コロナが落ち着いたら、ぜひ一度、本校に直接ご来校ください」と言う学校が殆どです)ものの、一方で、学校選びに向けた情報収集段階であれば、オンライン学校説明会でも目的はそれなりに満たされます。
特に動画配信の場合、参加する時間の制約が緩和されたり、少しずつ聞いたり、聞き逃したところを再度聞きなおしたりできる、というメリットもあります。
僕の場合、同じ日にもう1校、リアル学校説明会に参加予定でしたが、説明会の内容が後日動画配信されることが分かった段階でキャンセルして動画配信での参加に切り替えました。
リアル学校説明会は開催されたとしても予約がすぐ埋まってしまいますし、学校によっては参加者は6年生の保護者限定としています。リアルとオンラインを選択できる場合も、どうでもリアル学校説明会を選ぶのではなく、志望度等に合わせて使い分けると良いかと思います。
なお、学校説明会そのものについては、以下の記事を参照ください。
現状、文化祭も、開催されたとしても、受験生など外部の人はオンラインでの参加に限定されるようです。これはこれで事前申し込みが必要なので、このあと注意が必要になります。
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