2021年、開成と桜蔭はともに「グリーンツーリズム」を回答させる問題が出題されました。
時事問題対策としては、まずは「重大ニュース」の類を1冊通して読むことですが、2月本番に向けては1月入試の実際の時事問題を入手して子供に解かせることも重要だと考えています。
昨年の時事問題に関する記事は以下です。
以下、2022年1月校の入試問題を確認してみます。
入試問題の取得元
昨年と変わりませんが、以下のサイトから入手させていただきました。
○四谷大塚・過去問データベース 9校
○インターエデュ・中学受験速報 4校
なお、日能研の6年生はmynichinokenから「入試問題複写速報」を取得すれば、更にたくさんの1月入試の問題・解答が入手できるはずです。
あと、今年は算数は割愛します。(全く無いわけではないですが)
2022年の社会の時事問題
以下、学校ごとに書きます。
○栄東東大
・日本はセーフガードを発行したことがあるか
○開智
・前回の東京五輪の年
・メディア(を回答)
・介護保険制度
・首里城(焼失前の写真選択)
・タリバン
・核兵器禁止条約
・習近平の画像(選択)
○大宮開成
・モーダルシフト(自家用/営業用貨物車から船舶・鉄道へ変換)
・サンマ水揚げ量の原因を環境問題に着目して説明せよ
・冤罪
・1993年政権交代時の内閣総理大臣(細川さん)
○浦和明の星
・アメリカのパリ協定復帰
・代々木競技場の設計者
・2021/1に発効した核兵器禁止条約
・デジタル庁の発足
・COP26
○淑徳与野
・2000年の沖縄サミット
・西之島?(新たに誕生した火山島)
・動画配信サービス
・2024年発行の新1000円札の人物
・ミャンマーの位置
○西大和
・ミャンマーの位置(クーデター)
・タリバン
・IOC
○ラサール
・リサイクルマークの真ん中の数字の意味
・3Rの「Refuse」の内容を説明
・2021年に香港で起こった出来事と位置(選択)
・2021年に退任したドイツの首相
・「パラリンピック」「北京(五輪)」を答える
・2016年五輪ブラジル、2018年五輪韓国についての説明(選択)
・2015年パリ協定の内容(選択)
・2021年の世界文化遺産登録(縄文遺跡群)
○久留米大付設
・日本の自動車が生き残りをかけて水素自動車(電気自動車ではない)開発している理由
(エンジンの技術を生かす)
○市川
・線状降水帯
・マイクロプラスチック
・持続可能な開発(目標)
・パリ協定の内容説明(選択)
○東邦大東邦
・チェルノブイリ
・メルケル首相
・核兵器禁止条約
・ゆいつのひばくこく?
○渋幕
・経済関係(金融庁の役割、ペイオフ、為替変動、2000円札、日銀預金、セブン/イオン銀行)
渋幕は時事問題とは少し違うのですが、経済関係って塾や重大ニュースではあまり学習しないと思うので・・・
昨年と比べると、各校とも時事問題を出題してきていると思います。
2022年の理科の時事問題
社会と比べると、理科の時事問題は少ないので、時間が無ければ時事問題対策は社会だけで良いかと。
○海陽
・ウィルスと細菌類の大きさの違い
・PCR検査と抗体検査の判定についての説明(選択)
○開智
・真夏日と猛暑日の定義(選択)
・熱中症の症状・対策および症状発生時の処置の説明(選択)
・WBGT値の算出
○淑徳与野
・WBGT値の算出
○久留米大付設
・レッドデータブック、絶滅危惧種、外来種
○東邦大東邦
・生物多様性の説明(選択)
あと、ノーベル賞関係も、どこかで出題されていたはず・・・
なお、2021年も、ウィルス関連は大問として出題された中学もありました。
2月2日も時事問題を収集
まだ立教新座など1月校の入試はありますが、2月に入ってからの話を書いておきます。
2月1日校の問題が各種媒体で2月2日に公開されるので、2月2日~3日は各種媒体から入試問題を入手して解かせてみるのはありだと思います。
というより、1月下旬にもなると、新たに過去問等に取り組んで疲れる(自信を無くす)よりは、漢字/語句や計算/1行題、メモチェ、あとは時事問題(記述は除く)を中心に取り組んだ方が良いと思います。
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