やっと、5年生入場可の広尾学園小石川のリアル学校説明会が2021/12/19に開催されたので参加してきました。
行ってみて分かったこと、初めて聞いたことなどを書いてみます。
なお、当ブログでは、広尾学園小石川に関する記事を2020年7月以降、何度か記載しており、以下がまとめページとなります。
↑まとめというよりは、目次ページです。
【未確定事項含む】当方が初めて聞いたこと等
とりあえず2点、学校公式文書には記載がなく未確定事項ですが書いておきます。
- 入学金の納入締切が2/8から2/9に延長される?⇒延長
- 受験生が教室に入りきらない場合は、体育館での受験になる?
ただ、それよりも個人的に気になったのは・・・行ってみて分かったのですが、
- 学校の目の前にあったはずのセブンイレブンが跡形もなく消えていた!
いつ消えたんだろう・・
これ、セブンイレブンがあると思って受験してたら当日に結構混乱すると思います。
実際、学校ホームページのアクセスマップにもセブンイレブンの表示がまだ残っています。
しかも、(体育館受験になるぐらいなので)今年も保護者控室は用意できないかもしれない、とのことですし。
ということで、まずは以下、学校周りの環境について書きます。
学校の場所や環境について
学校最寄り駅は都営三田線の千石駅で、たしかに徒歩2~3分程度です。
※ちなみに本日は学校説明会でしたが、千石駅のA1出口に向かう改札を出たところから、「広尾学園小石川はこちら」の案内を持った方がいました。以降学校まで、曲がる箇所には全て同様に案内を持っていた方がいました。
学校ホームページでは巣鴨駅や駒込駅からも徒歩12~13分と掲載があり、確かに巣鴨~千石は大通り1本道で迷うところは無いのですが、歩いてみるとそれなりに距離はあるので、少なくとも入試のときは素直に千石駅を使用した方が無難です。
学校の周辺
すぐ裏に都立小石川、隣(千石駅から見て手前)に公立の小学校があります。
※地図を見れば分かりますが、 都立小石川と比べたら勿論として、隣の小学校よりも全然狭いです。
一方、反対側の隣(奥)には「文京グリーンコート」という施設があり、その1階と地下1階には商業施設があります(1階と地下1階以外はオフィス/マンション)。
大通りにも面していない静かな環境で、学校ホームページでは「学習に集中できる申し分のない立地」との記載がありますが、逆に、午後受験のときの昼食や保護者休憩の場所が簡単には見つからないと思います。
コンビニだけは学校のすぐ前にある想定でしたが、それすら無くなっていたので・・・
以下、学校周辺の店について。
ドトール (文京グリーンコート内)
午後試験の送り迎えをする保護者(特に父親)は、ここあたりで席が取れれば楽かと。
午後試験に関係する平日午後~夕方に混んでいるは分かりませんが。
あと、すぐ隣には書店(文教堂)があるので、ここで時間潰すこともできます。
更にその奥には、全く目立ちませんがセブンイレブンがあったりします。
なお、ドトールのすぐ上には社員食堂のようなカフェがあるらしいのですが、当方行ったことが無いのと、おそらく14時以降は実質閉まっているような感じではないかと思うので割愛します。
また、地下には大きなスーパー「ピーコック」があり、弁当・惣菜は大量に売っているし、パン屋も入っているのですが、如何せん食べる場所が屋外にしかない建物のようです(ピーコック近くだと5テーブルぐらい)。
デニーズ 千石店
※リンク削除
千石駅の、A1ではなくA4出口を出たところにあります。80席とのこと。
80席とは言え、交差点の一番目立つ場所にあります。
実際、後述する四谷大塚生の昨年度情報でも、帰国生入試ですら大混雑したそうです。
松屋 千石店
千石駅の、A1ではなくA4出口を出て更に信号を渡ったところにあります。
男同士でとりあえず腹ごしらえするならこれで十分かと。
フレッシュネスバーガー 千石駅前店
千石駅の、A1ではなくA2出口を出たところにあります。
決して大きい店ではないので、試験当日、時間に余裕がある方向けです。
ということで、千石駅周辺の店を挙げてはみましたが、どうも少ないですね・・・
試験当日にランチ難民にならないために
一般的には、塾その他からは、体調不良や電車遅延などの不測のリスクを回避するため、午後受験がある場合は午後受験校の最寄り駅まで行ってから昼食・休憩をとるように指示があると思います。
また、(午前に他校を併願していることは認識済の)午後受験校は学校側で昼食・休憩をとるスペースが確保されていることが多いです。
一方で、学校側に昼食・休憩をとるスペースが無く、駅周辺に外食店が少ないにも関わらず多くの受験生が集まる広尾学園小石川の場合は、午前受験校の最寄り駅周辺(または広尾学園小石川に向かう途中の乗換駅近くなど)で昼食をとっておいた方が良いように思います。
あとは、コンビニ(または家から持参)のおにぎりで凌ぐ、という手もありますが。
学校説明会・入試説明会
来年度も外国人教員と広尾学園から異動の教員が計20人以上、広尾学園小石川に来るらしいです。
他に、来年度は広尾学園に続いてSAT会場になることを目指す、すぐ近くにある東洋文庫と提携してワークショップ講座を開催した、といった話もありました。
あとは5月に参加した日能研「私学のナカミを知る会」での話や、昨年の学校説明会での話などとほぼ重複するので、以下を参照ください。
入試説明会は、11/20~11/27(済)および12/20~25に視聴可能なオンデマンド配信の説明会と大きな差はなかったです。
2/1午前は他校を受験することが確定であれば、理科と社会は聞かなくていいので、この点ではむしろオンデマンド配信の方が都合良いかもしれません。
これも昨年も記事を書いたので、すぐ上のまとめページから参照ください。
一言で言うと、過去問で仕上げよう、とのこと(もちろん一昨年以前は広尾学園の過去問になります)。
問題解説よりは、冒頭で書いた受験会場の件の方が気になります。
昨年度の試験当日の様子について、日能研生ご用達のMyNichinoken「合格HotLine」には情報が無く(そりゃそうなります・・・)、以下は四谷大塚生の体験記(「過去受験者の耳寄り情報」⇒「試験当日」をクリック)です。
MyNichinokenと違って公開情報ですが、上記のページ、かなり役に立つと思います。
あと、最後になぜか口頭で、本日の解説とは別の視点で、森上教育研究所(親スキル.com)による入試問題解説が12/19(当日)23時まで視聴可能なので、興味があれば検索してください、との連絡がありました(この記事は23時過ぎに書いているので、もう見れなくなっていました)。
具体的には下記記事の話ですが・・・なんで口頭連絡だけ?
ちなみに上記の無料シンポジウム、解説動画もありますが、少なくとも各問題の合格者・不合格者の正答率が掲載されたPDF資料は役に立つと思います(例年は広尾学園、あと今年は算数のみですが栄東も同様のPDF資料がありました)。
校内見学
事前には知らされていませんでしたが、校内見学もできました。
地下1階から地上4階までありますが、本当に教室などの施設(それぞれやや小さめ)だけ並んでて、中庭も校舎増築のため、これまで見たどの学校よりも窮屈なのは否めないところです・・・
GinkoHallというフリースペースで食事をとる生徒もいる、との話でしたが、正直イメージつかないです。
ただ、もちろん全面的に改装しているので、綺麗ではあります。
今年の受験者数について(妄想含む)
広尾学園小石川は1/10から出願開始ですが、公開模試等での志願状況から、今年も出願者数・受験者数ともに更に増加する、という予想が多いようです。
そんな中、冒頭に書いたとおり、本日の学校説明会にて、入学金の納入締切を 2/8 16時から 2/9 16時に変更するとの話が本日口頭でありました【まだ公式情報ではないです】。
もちろん、これは都立中の合格発表が2/9であることを踏まえた変更です。
同様に他校の受験結果をずっと待ってくれる栄東でも、入学金の納入締切は2/7であり、両校とも都立中の合格発表までは待たない(都立に行くなら入学金は払ってもらう)のかと思いましたが・・・
たしかに広尾学園小石川は1/10出願開始ですが、都内の結構多くの私立中学が12/20に出願(受験料振込を含む場合も多い)開始ですし、都立第一志望の受験生が今(12/20以降)から広尾学園小石川を追加併願するのも現実的ではないです。
そもそも、広尾学園小石川(および広尾学園)は、私立の中でも学費が高い方になります(募集要項をよ~く読んだ方が良いです)。
いや、外国人教師を多数誘致したり、1人1人見極めて指導したり、学外活動等の機会を豊富に与えたり、先生側もみっちり研修したりするので、学費が高くなるのは当然なのですが。
ちょっと話がそれましたが、従来から都立第一志望の受験生の併願先として広尾学園は挙げられていたので、広尾学園小石川も(入学金納入締切に関係なく)併願先候補に挙げられていると思われます。
では、なぜこんな間際になって都立第一志望生が受験しやすくなるように変更するのか?
※※ここからは単なる個人的な妄想です。
既に帰国生入試は11月・12月に実施済で、12/14の本科・SGの出願者は225名(昨年は167名)、合格者は66名(昨年は52名)でした。
つまり、(歩留まり率はともかく)本科・SGで既に昨年を上回る合格者を出しています。
もしかすると・・・実は昨年度より本科・SG出願者数が減少すると読んでいるのかも。
SAPIXは順調に各日程で偏差値を更に伸ばしたものの、ついに本家(広尾学園)と並ぶ域に達してしまい、さすがにそれなら本家を受ける、と敬遠する人が増えてもいいような気がします。
一方で、日能研はおそらく公開模試等での志望校登録が相変わらず少ない(よって、R4偏差値の動きが鈍い)上に、昨年度の経験から、直前になってからの突発的な(無謀な)受験を控える方向に日能研の各教室の先生が動くなら、昨年度の算数の受験者平均点を爆下げした層が今年は敬遠します。
そこで、出願者数は昨年レベルを維持するため、都立第一志望生が受けやすいように急遽変更した?
・・・ここまで妄想です。
追記:本家の広尾学園は以前から2/9まで待ちます。
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