8/20(土)・21(日)に、男女御三家など都内の全私立中が参加する、最大規模の合同説明会「2022東京都私立学校展」が有楽町の東京国際フォーラムで開催されます。
今回は高校受験向けも含むものの、抽選制とは言え2日間で定員2万人とのことで、開催時期も考慮すると、当選確率は比較的高いと思われます。
5月の「Discover~東京私立中学合同相談会」および昨年の「東京都私立学校展」との比較
主催者である東京私立中学高等学校協会では、5/15(日)にも「Discover私立一貫教育2022東京私立中学合同相談会」を開催しました。
また、2021年度は「東京都私立学校展」を5月に開催していました。
この2つと、今回の「東京都私立学校展」を比較してみます。
2022年 東京都 私立学校展 | 2022年 Discover 中高一貫 | 2021年 東京都 私立学校展 | |
開催時期 | 8月 | 5月 | 5月 |
開催日数 | 2日 | 1日 | 2日 |
開催時間 | 10時~17時30分 4部交代制(2日とも) | 10時~17時30分 4部交代制(1日のみ) | 10時~17時30分 4部交代制(2日とも) |
開催場所 | 東京国際フォーラム 地下2階ホールE | 東京国際フォーラム 地下2階ホールE | 東京国際フォーラム 地下2階ホールE |
1部あたり 入場時間 | 90分 完全入替制 | 90分 完全入替制 | 90分 完全入替制 |
1部あたり 入場人数 | 2500名(予定) | 1500名⇒2500名 | 1500名 |
予約方法 | 抽選制 | 抽選制 | 先着順(ミライコンパス) |
参加校 | 都内私立中学・高校 240校ほど | 都内私立中高一貫校 174校 | 都内私立中学・高校 250校ほど |
予約日 | 7/19~8/1日15時申込 8/8までに抽選 | 4/11~4/25申込 4/30までに抽選 | 4/16、一部4/30 (先着順なので即日満席) |
2021年5月の「東京都私立学校展」との主な違いは予約方法(先着順か抽選制か)と定員(今回は1部あたり2500名)です。
2022年5月の「Discover~東京私立中学合同相談会」との主な違いは開催日数(今回は2日)と参加校(今回は高校のみ参加の学校も含む)です。
上記以外の差は殆どないため、どちらかに参加された方は、おおよそ想像がつく開催概要かと思います。
なお、主催者ホームページには「東京の私立中高415校が参加」と記載がありますが、これは高校募集の無い学校(例:麻布)も2校とカウントしているためで、中学の参加校は約180校であり、2022年5月の「Discover~東京私立中学合同相談会」とほぼ同じです。
とは言え、高校のみ参加が約60校あるので、2022年5月の「Discover~東京私立中学合同相談会」よりは1ブースあたりの広さは狭くなるように思えますが、実感としては、2021年5月の「東京都私立学校展」と2022年5月の「Discover~東京私立中学合同相談会」では、1ブースあたりの広さはそれほど差はなかったような気がします。(でも校数は3割以上増なので、気がするだけ?)
個人的には、昨年(5月開催)と比べると、中学生親子の参加は増える一方、既に志望校を絞っている(日能研以外では、過去問に着手している人も多くいる)時期のため小学6年生親子の参加は減るような気がします。
今回の抽選制への対策
2022年は、特に合同説明会は(ミライコンパス等の先着制ではなく)抽選制になりました。
今回も抽選制のため、以下の記事のように、どの日時を選べば当選しやすいかを考えたくなります。
ただ、5月の「Discover~東京私立中学合同相談会」では、希望時間帯「どこでも可」という選択肢が設定されていました。
今回は2日間開催なので、「どこでも可」は選択しづらいですが、もし今回も選択肢にこの設定があれば、やはりこれを選択すれば当選確率は上がると思います。
もし、この設定が無ければ、少なくとも8/20・8/21ともに第1部(10:00~11:30)は倍率が高くなることが想定されるので、できれば避けたいです。
ただ、6/25の「受験なんでも相談会」は、主催者によると申し込み当初から第2部(この場合は11:50~でした)がもっとも倍率が低かったとのこと。
当方は上記記事の通り、抽選制ではあえて最も遅い時間帯を選択してきたのですが、確かに昼を挟む時間帯は午前の用事にも午後の用事にも支障が出るので回避されて倍率が下がる、というのは一理あるような気がします。
ちなみに当方は「どこでも可」があれば「どこでも可」、無ければ8/21(日)第4部を選択(やっぱりここが一番倍率が低い、と予想)します。
その他
5月の「Discover~東京私立中学合同相談会」では、当初は各部の定員は1500人でしたが、「※新型コロナウイルス感染症の感染状況により、定員数を増やす場合がございます。」との記載があり、実際に、抽選の際には各部の定員は2500人になりました。
今回は「新型コロナウイルス感染症の感染状況により、定員数を変更する場合がございます。」との記載があり、直近の感染者増加傾向は気になります(個人的には、9月以降の文化祭のほうが気になりますが)。
あと、今回も「ポスターセッション方式」とのことですが、これも5月の「Discover~東京私立中学合同相談会」では「発表者と聞き手が相互に意見を交換しながら発表を進める形式」との注釈がありましたが、今回は「各校の先生方がご来場の皆様に対し、資料などを用いて説明する形式」(パンフレットでは「学校の説明を短時間で気軽に聞くことができる」)との注釈に変わっているので、5月よりも個別相談を控える学校が増える懸念があります。
もっとも、個別相談よりもミニ説明会を期待する人にはむしろ良い傾向かもですが。
なお、5月の「Discover~東京私立中学合同相談会」の参加後の記事は以下になります。
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