2024/3/5に船橋で日能研の入試報告会(オン・ザ・ロード)が開催され、それに伴い、日能研ホームページおよびマイニチノウケンに資料が掲載されました。
当ブログでは過去に何度か、オン・ザ・ロードの記事を書いており、今回の資料を見た感想だけt追加で書きます。
オン・ザ・ロードの資料の構成
- 資料⓵「中学入試問題データ2024」
- 資料⓶「入試情報」
- 資料⓷「日能研情報」
という全体的な構成は、(古い記事ですが変更ないため)2021年記載の以下記事の後半をご参照ください。(記事前半は当時のオンライン動画に関する内容なので無視してください)
次に、この資料のメインコンテンツである、資料⓶「入試情報」内の「さらに詳しい入試データ」の概要については、昨年の以下記事を参照ください。
今年は208校分掲載されています。(2021年は145校、2022年は149校、2023年は185校だったので、今回も結構増えています)
昨年も書きましたが、以下が主な確認ポイントかと。
- 子供の持ち偏差値における、合格率(棒グラフ)
- 偏差値分布表(R4に届いていても不合格者はもちろん一定います)
- 併願状況(併願校を探す/検討するときに役に立つ)
- 複数回入試がある学校における、熱望組の併願/合格の動向(検索結果画面の右上から入試種類を選択できる場合)
雑感①
以下、個人的な感想です。
- どうしても各ゾーンの動く棒グラフ(合格率)に目がいってしまいますが、受験者数が1名とか2名の場合の棒グラフは特に意味なく、それよりも、各ゾーンの受験者数から、受験者層について、強気な受験者が多いか、その逆か、を比較してみると興味深いです。同じぐらいのR4偏差値でも結構差があります。
- 2月校の「併願状況」は1月校よりも、(人数がやや少ないとしても)もっと2月校を掲載して欲しいです。(学校にもよりますが、以前もこんなに1月校の掲載が多かったっけ?)
- たまたま目についたところでは、日本学園や広尾学園小石川(併願状況から確認)は今年も日能研生には厳しい入試だったようです。あと早稲田、三輪田も。
きっと他にも注目すべきところはあるかもですが、いったんここまで。
ここからはいつものコーナーです。
雑感②
個別の学校に目を向けると、今年は開智所沢(と開智)に触れないわけにはいかないですね・・・
当ブログだけではないと思いますが、試験前は、開智所沢の予想R4偏差値は低すぎると考えていました。
実際はというと、日程的に前受のスタンスで受ける層が多いにしても、開智所沢の受験者層は予想R4偏差値を持ってる受験生がかなり多かったようです。
そりゃ、昨年、どこかの新興校が派手にやらかしましたからねぇ・・・
結果、1/10AMは予想R4は概ね妥当で、開智よりも明らかに低い結果R4になります。
1/12特待Bや1/15も同様の傾向に見えます。
一方、1/11特待Aは、さすがに予想R4偏差値48付近の持ち偏差値ではやや厳しかったようです。
ではでは、本日は以上です。
・・・って、そうはいかないですね。
昨年大いにやらかした例の新興校、昨年よりもデータ不足なのか、今年は2/1AMだけ公表されました。
昨年は以下で締めましたが、
それはともかく、よく公表しましたね・・・併願状況欄、見るに堪えないです。
2/1午前は合格者データ不足として、2/1~2/2の実績R4偏差値、どう出すんでしょう・・・
昨年の記事
今回の公表データを見る限り、今年は去年とは全く逆の意味で、これでどうやって2/1AMの結果R4偏差値を算出できるんだと思った方、↓ クリックお願いします。
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