12/1に栄東の出願が開始し、初日はのべ5595人が出願しました。
https://www.sakaehigashi.ed.jp/shutsu2023.pdf ※リンク切れました。
前年の初日出願者数はのべ4711人でしたので、約19%増加しています。
また、どの受験日も、男子・女子ともに全て前年比で増加しています。
特に、東大特待と東大Ⅱの伸びが顕著で、前年と比べると強気な受験者が増えたように見えます。
前年度の栄東初日出願状況
ちょうど1年前、2021/12/1にも、栄東の初日出願者数に関する記事を書いています。
前年度は、その更に1年前とは単純に比較できない(実質、東大Ⅱが無い)ものの、前年比で見かけ9%増でした。
但し、男女別に見ると、女子は増加、男子はほぼ横ばいでした。
以下、市進学院(いつも、出願者数分析の際には大いにお世話になっております)が残してくれている、前年12/1時点の出願状況です。
http://www.chu-jukennavi.net/pdf/sokuho22/saitama/saitama_s20211201.pdf ※リンク切れ
いきなり現在は普通に見れないページにリンクを張ってしまいましたが、栄東に限らず、市進学院の中学入試速報は非常に役に立つので、そちらのリンクを改めて張っておきます。
なお、昨年から、栄東の学校ホームページでは男女別の出願者数を公表しなくなりました。
今年度の栄東初日出願状況
こちらも、まずは市進学院の出願状況ページのリンクを張っておきます。
https://www.chu-jukennavi.net/pdf/sokuho23/saitama/saitama_s20221201.pdf ※リンク切れ
1点だけ補足すると、市進学院の表はA日程が1/10と1/11を纏めて掲載しているように見えますが、真ん中あたりの備考列に1/10・1/11それぞれの男女別出願者数も掲載されています。
以下、箇条書きで特徴を書いてみます。
- 全日程で男女ともに出願者数が増加。全体では19%増。(男子21%増、女子15%増)
- 東大Ⅱが最も増加率が高く、男子37%増、女子45%増。
- 東大特待も増加率が高く、男子31%増、女子21%増。
- 最も受験者数の多いA日程は、男子が21%増(1/10は23%増、1/11は18%増)。
- 上記以外は概ね10%程度増。
- A日程の1/10と1/11の出願者数比率は約2:1で、これは昨年度(初日も最終的な出願者数も)と同様。
2022年は1/10は祝日だったし、1/11は宇都宮線で線路立ち入りにより大幅に電車遅延が発生して大変な入試だったのですが、2023年も1/10と1/11の出願者数比率は特段変わらなそうな傾向です。
さて、A日程・B日程と比べると出願者数自体は少ないものの、東大Ⅱと東大特待がともに大幅に増加しているのは、この現象だけで言い切るのは乱暴かもしれませんが、2023年は強気な受験者が増えたようにしか思えないです・・・
2022年は追試込みでのべ12209人(うちA日程7012人)が出願しましたが、おそらく2023年はこれを1割以上上回る出願者数になるかと。
その他
昨年同様、ミライコンパスは特段の混雑はなかったように思います(「待機時間」画面は見かけましたが)。
以下はたまたま見つけた森上教育研究所の無料シンポジウム。ご参考まで。
最後に、3年も前のコロナ前の記事ですが、以下、試験当日の栄東の状況です。
試験問題撮影はマイニチノウケンの入試問題複写速報があれば不要ですが、今年もドリンクサービスは復活しないのかな・・・
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